宮城県の秘境・穴場スポットを訪ねる旅、3選
宮城県には多くの有名な観光スポットがありますが、
意外にも知られていない穴場スポットもたくさん存在します。
今回は、そんな宮城県の秘境・穴場スポットを訪ねる旅を3選、紹介します。
1.塩釜市にある「瑞巌寺」
塩釜市にある「瑞巌寺」は東北地方最古の禅寺として知られ、
国の重要文化財に指定されています。
寺は奈良時代に唐より禅宗を伝えた法相宗の僧・行基によって創建され、
その後、平安時代には禅宗の高僧・湛然によって再興されたと伝えられています。
境内には広大な敷地と美しい自然が広がっており、
四季折々の景色を楽しむことができます。
特に秋の紅葉の時期には、多くの人が訪れます。
また、本堂には国の重要文化財に指定されている
「瑞巌寺殿中(でんちゅう)伝来の銅造十一面観音菩薩立像」が安置されており、
重厚で荘厳な雰囲気を感じることができます。
瑞巌寺には複数のお堂や仏像がありますが、
その中でも有名なのが「三千仏堂(さんぜんぶつどう)」です。
三千仏堂は四季折々の自然光が射し込む美しいお堂で、
約3,000体もの小さな石仏が祀られています。
石仏たちは精巧な彫刻技術で作られており、
ひとつひとつが表情やポーズが異なり、見る者の心を引きつけます。
瑞巌寺は観光客だけでなく、多くの信者からも愛されています。
また、毎年9月の第3日曜日には瑞巌寺秋季大祭が行われ、
多くの人で賑わいます。
寺は電車やバスでアクセスすることができ、
塩釜市内や仙台市内からもアクセスが良いため、気軽に訪れることができます。
2.宮城・山形の県境「蔵王連峰」
宮城県には多くの観光スポットがありますが、中でも穴場と言えるのは「蔵王連峰」です。
蔵王連峰は宮城県と山形県の県境に位置し、
約2,000mを超える山々が連なっています。
自然豊かな地域で、四季折々に美しい景色が楽しめます。
夏にはハイキングやキャンプ、釣り、渓流釣りなどが楽しめます。
また、蔵王の中腹には夏でも雪を保つ「蔵王エコーライン」というドライブコースがあり、
自然を満喫することができます。
冬には蔵王エリアはスキー場がたくさんあり、
冬スポーツを楽しむことができます。
また、露天風呂を備えた温泉も多く、冬の寒さを癒すことができます。
蔵王連峰には他にも山岳信仰が根付く「蔵王神社」や、
紅葉の時期には絶景が広がる「楯岩」という場所など、
魅力的な観光スポットがたくさんあります。
自然に触れ、季節ごとの風景を楽しむことができる穴場のスポットとして、
一度訪れてみることをおすすめします。
3.気仙沼市にある「宮戸島」
気仙沼市にある「宮戸島」は岩手県と宮城県の県境に位置する島で、
美しい海や豊かな自然が魅力の観光スポットとして知られています。
島の周囲は海に囲まれ、透き通った海水には様々な魚や海草が生息しています。
島の中央部には山がそびえ、自然豊かな環境に囲まれています。
また、島内には多くの古墳や縄文時代の遺跡が残されており、歴史的な価値も高い場所です。
宮戸島には海水浴や釣り、サイクリング、ハイキングなど、
さまざまなアクティビティが楽しめます。
特にシーカヤックやSUPなどのマリンスポーツは、
島周辺の海を満喫するのに最適です。
島内には民宿やキャンプ場もあり、
自然に囲まれた空間でのんびりと過ごすことができます。
また、地元の漁師たちが水揚げした新鮮な魚介類や、地元の野菜など、
豊富な食材を使った料理も楽しめます。
アクセスは仙台市から車で約2時間、気仙沼市からは船で約20分程度で、
比較的アクセスが良いため、気軽に訪れることができます。
特に夏場には多くの観光客で賑わいますが、
季節を問わず美しい自然と美食を楽しむことができる魅力的な場所です。
まとめ
以上、宮城県の秘境・穴場スポットを訪ねる旅を3選ご紹介しました。
宮城県にはまだまだ知られていない魅力的なスポットがたくさんありますので、
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。